半導体及び精密電子部品製造設備を支援、時間精度・生産性向上に繋げ、圧力変化のリアルタイムフィードバックと補正が可能で、高速タクト、高安定、超微細の接着剤塗布を実現し、高作業性・メンテナンス簡便性を持ち、豊富な付属品とプロセスソリューションを備えます。
半導体チップパッケージ、MEMSなどにおいて、クリーム半田/銀ペーストを用いて導電接続を実現するなどのプロセスでは、通常のディスペンサーでは低効率や消耗品メンテナンスコストが高いなどの課題を抱え、特に主流の5#、6#クリーム半田が出てくると、錫ボールが衝撃を受け、容易に壊れてノズルを塞いでしまいます。
通常のエア駆動接着剤塗布コントローラは、上記のプロセスに応用されると、その固有出力空気圧応答速度が遅く、空気圧安定性が低いなどの理由で、接着剤吐出の一貫性が低いです。
KDCシリーズコントローラは、高精密針先と組み合わせることで、上記課題が完璧に解決できます。
液位差による接着剤量のばらつきをなくし、安定した接着剤吐出を実現し、生産過程の不良率を低減します。
真空サックバック圧力を自動的に制御することで、滴下を効果的に防止し、気泡の除去に役立ち、安定した接着剤吐出を確保します。
正確に検出したタンクの接着剤残量を、設定した閾値と比較することで、タンク交換を適時に促し、接着剤不足による不良を防ぎます。